がまんの渡し
元和元年(1615)9月、時の天下の将軍徳川家康公は鷹狩りのため、家来とともに野木崎に来て、椎名家に3日間滞在したといわれています。
その頃は、洪水期でしたので、利根川が氾濫して渡船が困難になりました。
その時、家康公は船頭に対して、「我慢をして舟を渡してくれ」と懇願し、船頭が我慢をして船を渡したので家康一行は無事千葉県側に渡ることが出来たといわれ、
それ以来、この渡しを「我慢の渡し」と呼ぶようになったと伝えられています(守谷のふるさとかるたより)